懐かしい昭和のアニメソングアーカイブス

人は誰もがタイムトラベラー昭和の名曲アーカイブスのサイトバナー画像

昭和アニソンの名曲・神曲-1970年代の懐かしいアニメ主題歌-

70年代の昭和アニメソングは、世界観やキャラクターをイメージして作られたリアルアニソン。それこそが心の歌だと知っている僕ら昭和生まれ昭和育ちのために、昭和アニメの名曲主題歌・EDソングをランキングではなく、年代順にアーカイブしてみました。

昭和アニメの名作

デビルマン人間とは?悪魔とは?人間の本質を問う作品

今日もどこかでデビルマンレコードジャケット

主題歌:デビルマンのうた
ED:今日もどこかでデビルマン

歌:十田敬三
作詞:阿久悠、OP作曲・編曲:三沢郷

ED作曲:都倉俊一、編曲:青木望

放映:1972年7月8日 - 1973年3月31日

懐かしいアニソン番組において、必ずチャートインするアニメソングです。それもそのはず作詞・作曲は、1970年代の日本歌謡界をともに率いたあのゴールデンコンビ阿久悠と都倉俊一によるもの。その盟友たちが残したこのアニソンこそ、昭和アニソンの神曲だと言えるのではないでしょうか。

イントロからマイナーコードで始まるアコギのカッティングやパーカス系のフィル、ピアノ、フルート、グロッケン、そして何より病みつきになるブラス系。ブリブリ鳴っているバリトンサックスは、オッサンがリズムを刻んでしまうほどに渋い。

そのどれもが他の楽器を殺すことなく、見事なまでにバランスよくミキシングされた当時の技術に感動すら覚えてしまう。

デビルマンTV版
東京タワーらしき鉄骨に座り悩む?デビルマン
今日もどこかでデビルマンは楽器の宝石箱や!とは言っていない不動明
美樹とアキラ

そんな至極のアニソンなんですが、実は1969年にリリースされたAl Wilsonの「The Snake」という曲のイントロをオマージュしているという衝撃の事実。興味のある方は上記リンクからどうぞ!

【阿久悠氏が遺した素晴らしき言葉】
人の世に愛がある 人の世に夢がある その美しいものを守りたいだけ

替え歌が流行!人気のアニソン

科学忍者隊ガッチャマン

科学忍者隊ガッチャマンレコードジャケット。主題歌とエンディングソングの入れ替えがあったのは子どもながらに違和感がありました。

主題歌:ガッチャマンの歌

歌:子門真人・コロムビアゆりかご会

ED:倒せ!ギャラクター

歌:コロムビアゆりかご会
作詞:竜の子プロ文芸部、作曲:小林亜星

放映:1972年10月1日 - 1974年9月29日

タツノコプロのSFアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」。この歌は応援歌や登場シーンなど、さまざまなシーンで使われてきた超有名曲。やはり、誰もがなんとなくでも口ずさめちゃうっていうのが、名曲の証ですよね。放送当時は替え歌もかなり流行っていて、僕の住んでいるところでは

「誰だ 誰だ 誰だ~ 俺のパンツを脱がすヤツ」でした。(笑)同じかな?

主題歌を歌ったのは子門真人。昭和生まれならだれでも知っている、日本一シングルが売れた「およげ!たいやきくん」のアーティストです。457万枚は、今後も抜かれることのない記録でしょう。

エンディングソング「倒せ!ギャラクター」は、放映当初オープニングソングだったそうですが、コロムビアゆりかご会の子どもたちの澄んだソプラノボイスがとても魅力的な歌です。

1972年放映の主なアニメ(昭和47年)

樫の木モックシングルレコードジャケット画像

樫の木モック

歌:かおりくみこ
作詞:丘灯至夫 作曲:越部信義

放送:1972年1月4日~12月26日

マジンガーZ レコードジャケット画像

マジンガーZ

歌:水木一郎
作詞:東文彦 作曲:渡辺宙明

放送:1972年12月3日~1974年9月1日

放送当時、視聴率30%を超えた人気ロボットアニメ。歌うは言わずと知れた水木一郎、自身の代表的なアニソンだゼェ~ット。

ジェットスクランダーの登場は神回でしたよね。

手塚治虫原作の海のトリトンレコードジャケット画像

GO!GO!トリトン

歌:ヒデ夕樹、杉並児童合唱団
作詞:林春生 作曲:鈴木宏昌

放送:1972年4月1日~9月30日

「勧善懲悪」の終わりかと思いきや予想外の展開。しかし大法螺貝の意味を理解できた子どもはいない?

ど根性ガエルレコードジャケット画像

ど根性ガエル

歌:石川進・荒川少年少女合唱隊
作詞:丘灯至夫 作曲:越部信義

作詞:東京ムービー企画部 作曲編曲: 広瀬健次郎 歌:石川進・荒川少年少女合唱隊

放送:1972年10月7日~1974年9月28日

ヒロシとぴょん吉の痛快アニメ。Tシャツも人気(90年代)がありました。byあんちゃん

声優レジェンドが集った名作アニメ

ドロロンえん魔くん

中山千夏 ドロロンえん魔くレコードジャケット

主題歌:ドロロンえん魔くん

ED:妖怪にご用心

歌:中山千夏
作詞:中山千夏、作曲:小林亜星、編曲:小杉仁三

放映:1973年10月4日 - 1974年3月28日

人気作者:永井豪、えん魔くん:野沢雅子、シャポー:滝口順平、カパエル:肝付兼太らアニメ界を支えてきたレジェンドらによる妖怪アニメ。

【あらすじ】

閻魔大王の甥っこであるえん魔くんは、人間界で人間を妖怪から守るよう命ぜられ、日本へと向かう。お目付け役のシャポーじいとガールフレンドの雪子姫、幼馴染のカパエルと共に、妖怪パトロールとして悪さをする妖怪たちを退治する。

えん魔くんの恋人雪子姫(ユキちゃん)は、当時の小学生にしてみれば着物でありながらミニスカートというセクシーな格好で、ユキちゃん目当てにアニメを見ているませた子どもたちも結構多かったと記憶しています。

エンディングソングでは、ふにゃふにゃした妖怪たちとは対照的に、ダイアル式黒電話、夜中のポスト、そしてリアルな捨て人形など、人が何となく怖いと感じる画像が登場。哀愁漂うハーモニカメロディに口琴のリズムを加えたアレンジが、絶妙な妖怪っぽさを演出。まさにメジャー過ぎないおすすめアニソンといえる歌です。

今では懐かしい丸形の郵便ポスト
縁側に投げられた黒いランドセル。帰ったら玄関でランドセル投げて、すぐ遊びに行くのが普通でした。
河川敷に捨てられた洋人形がとても怖かったです。
キャラクターも付いていない昭和感の強い三輪車。ハンドルには三色の吹き流し

1973年放映の主なアニメ(昭和48年)

キューティーハニーレコードジャケット

キューティーハニー

歌:前川陽子
作詞:クロード・Q 作曲:渡辺岳夫 編曲:小谷充
放送期間:1973年10月13日~1974年3月30日

ED曲「夜霧のハニー」は前川陽子氏の歌唱力が光ります

バビル2世レコードジャケット

バビル2世

歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会
作詞:東映一 作曲:菊池俊輔
放送期間:1973年10月13日~1974年3月30日

怪鳥ロプロス 空を飛べ! ポセイドンは海を行け! ロデム変身地をかけろ!

兄貴を食ってしまうほどのゆりかご会のリードボーカルが最高!。

エースをねらえレコードジャケット

エースをねらえ

歌:大杉久美子
作詞:東京ムービー企画部 作曲編曲:三沢郷
1973年10月5日~1974年3月29日

たたかえ!キャシャーンレコードジャケット画像 歌うはささきいさお

新造人間キャシャーン

歌:ささきいさお
作詞:タツノコプロダクション企画文芸部 作曲・編曲: 菊池俊輔
1973年10月2日~1974年6月25日

主題歌だけでなく劇伴もほとんど仮面ライダーっぽい楽曲でした。

キャシャーンがやらなきゃ誰がやる!

TOP

関連記事
Anison 70's
マジンガーzをグレートマジンガーが救ったシーン。昭和ロボットアニソンページへのリンク画像

70年代のロボットアニメから至極のアニソンをまとめました。(前編)

Anison 70's
長浜ロマンロボ集結。昭和ロボットアニソン後編へのリンク画像

70年代後半に人気を博したロボットアニメ(後編)

長浜ロマンロボやマイナーなロボソンでアニソンメドレーを作ろう!

Anison 70's
宇宙を舞台にした名作アニメ

宇宙を舞台にした名作アニメ

少年期に無限の宇宙を夢見ていても、大人になると宇宙の怖さに鳥肌が立ちます。

Anison 80's
山本節って最高なアニソンじゃね?

山本節が冴えわたる魅力のアニソン

懐かしい昭和アニソンから熱唱用セットリストをお届け。