アニメソング界の女王 堀江美都子まとめ

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昭和世代が懐かしむ堀江美都子のアニソン 代表曲から名曲・ヒット曲

この時代に僕らの脳内に記憶されたメロディは、今でも断片的ながらも甦るほどの名曲揃い。

70年代後半から80年代初期は、アニメの再放送枠が早朝と夕方にあって、ちょっと前のアニメを見ることができるプレミアムな時間が多かった時代でもありました。

そんな時代に流れていた心がほっこりするような美しい歌声。今聴いてもホントいいもんです。

それではわれらの国宝・ミッチーこと堀江美都子さんのすばらしい名曲を紹介していきたいと思います。

堀江美都子のアニソン

ロボソン以外でまとめてみました。ミッチーのロボソンは関連ページ「ロボットアニソン」をご覧ください。

けろっこデメタン

けろっこデメタンレコードジャケット

OP:けろっこデメタン

ED:まけるなデメタン

歌:堀江美都子
作詞:丘灯至夫、作曲:越部信義

放映:1973年1月2日 - 9月25日

【あらすじ】

動物たちの世界において、格差社会による権力とイジメに悩ませられる主人公デメタンと富豪の娘ラナタンの物語。

主題歌はアニソンではなく歌謡曲じゃないかと思うような豪華なイントロに加え、哀愁の笛の音が胸に鳴り響いてやまないすばらしいメロディ。目を瞑れば、ミッチーの後ろにフルバンドオーケストラと白いグランドピアノ、そして白いスーツのコンダクターが見えてくる。

そんなすばらしいこの楽曲をミッチーこと堀江美都子が、魅力的な歌声と類まれな歌唱力で歌い上げている至極の主題歌。ピーヒョロ ケロケロ ピーヒョロロン♪。もう絶賛の言葉しか思いつかない。

山ねずみロッキーチャック

ロッキーチャックレコードジャケット

OP:緑の陽だまり

ED:ロッキーとポリー

歌:堀江美都子

放映:1973年1月7日 - 12月30日

【あらすじ】

ムーミンの後番組、アルプスの少女ハイジの前に放送されたアニメ、ロッキーチャック。

森に住む動物界のさまざまなトラブルをネタにしたアニメ。ま〜だだよ〜 まだだよ♪ ミッチーの歌声がとても可愛らしい。

この頃って動物界のアニメって多かったですよね。今もあるのかな?

アンデス少年ペペロの冒険

アンデス少年ペペロの冒険レコードジャケット

OP:ペペロの冒険

ED:風よつたえて

歌:堀江美都子
作詞:楳図かずお、作曲:山下毅雄、編曲:筒井広志

放映:1975年10月6日 - 1976年3月29日

【あらすじ】
アンデスに住む少年ペペロは10歳の誕生日を迎えたその翌日に伝説の“黄金のコンドル”を目撃したことから、貧しい人々を救う宝があるという黄金都市・エルドラドを目指して旅に出るのだった・・・。

主題歌は「コンドルは飛んでゆく」の出だしをオマージュし、フォルクローレ系を意識した作り。ただ民族楽器ではなくマリンバを主体とした楽曲構成になっている。フォルクローレ系といえば、あの70年代アニソンの名曲「草原のマルコ」よりちょっとだけ古い。

そしてなにより可愛いスキャットと元気いっぱいのミッチィの歌声は、この冒険の成功が見えるかのように弾んでいる。

ただ番組はというと、エルドラドとか財宝とか、独特な響きに魅せられるストーリーではあったんだけど、裏番組の昭和ギャグアニメの雄「元祖天才バカボン」のあおりを受けて、あまり話題になることもなく終了してしまった悲しい作品でしたね。

しかし作詞があの恐怖漫画や「漂流教室」で知られる奇才:楳図かずお氏とはビックリです。

ハクション大魔王のエンディングソング「アクビ娘の歌」を収録したレコードジャケット画像

アクビ娘の歌

歌:堀江美都子

作詞:丘灯至夫、作曲:和田香苗

発売日:1969年10月20日

誰が聴いても天性の才能を感じる少女の歌声。

火曜日の主題歌「あかるいサザエさん」レコードジャケット画像

あかるいサザエさん

歌:堀江美都子

作詞:、作曲・編曲:渡辺宙明

発売日:1977年

40代なら歌える火曜日版サザエさんの主題歌。

三世代世帯の楽しい暮らしっぷりが想像できるリアルアットホームソングです。昭和っていいですね。

野球狂の詩

堀江美都子「野球狂の詩」レコードジャケット

主題歌:野球狂の詩

ED:勇気のテーマ

歌:堀江美都子
コロムビア男声合唱団
作詞:水島新司 (EDのみ)、作曲・編曲:渡辺宙明

放送:1977年12月23日 - 79年3月26日

スティービーワンダーを彷彿させるファンキーなクラヴィネットで始まるイントロに加え、メロディは哀愁を感じるミッチ-のスキャット、そしてサビは勇ましさ、そして間奏ではハーモチックな感じが響きわたって止まない青春メロディ。

トゥッ トゥッ トゥッ ラララ ラーララ♪

ミッチ-の美声と渡辺宙明氏のすばらしき世界に引き込まれる歌です。

1977年の主なアニメ(昭和51年)

ちょっと一息。その他のアニメ

氷河戦士ガイスラッガーレコードジャケット画像

氷河戦士ガイスラッガー

歌:水木一郎
作詞:石ノ森章太郎、作曲:菊池俊輔

放送:1977年4月12日~1977年8月30日

まるでサイボーグ009のようなアニメ。視聴率がふるわず全20回の放送を経て終了

ルパン三世愛のテーマレコードジャケット画像

ルパン三世のテーマ

歌:水木一郎
作曲:大野雄二

ルパン三世愛のテーマは、センチメンタルな歌詞にしたたかな女「不二子」のピュアな一面を感じてしまう至極のバラード

はいからさんが通るレコードジャケット画像

はいからさんが通る

歌:関田昇介
作詞:中里綴  作曲:山口ますひろ

1978年6月3日~1979年3月31日

はい はい はい はいからさんがとお~る

ベルサイユのばら主題歌の薔薇は美しく散るレコードジャケット画像

薔薇は美しく散る

歌:鈴木宏子
作詞:山上路夫 作曲編曲: 馬飼野康二

放送:1979年10月10日~1980年9月3日

ベルばらと呼ばれるフランス革命期のベルサイユを舞台にしたマリーアントワネット、オスカル、アンドレの3人を中心に描いた物語。

堀江美都子の代表曲

キャンディ・キャンディ

キャンディキャンディのレコードジャケット画像

歌:堀江美都子、ザ・チャープス
作詞:名木田恵子、作曲:渡辺岳夫、編曲:松山祐士

放送期間:1976年10月1日~1979年2月2日

キャンディ・キャンディは、100万枚を超えるセールスを記録。堀江美都子の代表曲。その歌唱力とビジュアルは、アニソン界に天使が舞い降りた瞬間だったと言える。ねっ!

代表曲はキャンディキャンディですが、ロボットアニソン「ボルテスV(Voltes V)」は、国境を越えた名曲として認知人口はこちらが上。

当時フィリピンでのボルテスファイブの視聴率は、90%超えていたらい。だから今でも国民の多くが、くちづさめるという。

フィリピンとの友情は、ボルテスVが繋いでくれている、ブイ・トゥギャザー!

ボルテスファイブのレコードジャケットは▷ ロボットアニソンのページ

 

魔女っ子チックル

魔女っ子チックル レコードジャケット

OP:魔女っ子チックル

ED:チックルチーコのチャチャチャ

歌:堀江美都子
作詞:永井豪、ED:八手三郎、作曲:渡辺岳夫、編曲:馬飼野俊一

放映:1978年3月6日 - 1979年1月29日

魔女のチックルと普通の女の子チーコによる爽快アニメ。当時ピンクレディ人気もあってか、ヒロイン2人という設定で、こうなると世の中たいてい「お前どっち派?」って話題になりますよね。まあこの言い合いもけっこう楽しかったりするんだけど・・・。

主題歌は「マハール ターマラ フーランパ」と記憶に残る呪文詠唱をまじえた歌で、ミッチーの人差し指が横揺れする爽快ソング。

花の子ルンルン

花の子ルンルンレコードジャケット

OP:花の子ルンルン

歌:堀江美都子・ザ・チャープス
作詞:千家和也、作曲:小林亜星、編曲:青木望

放映:1979年2月9日 - 1980年2月8日

あの一世を風靡したアニメ「キャンディ・キャンディ」の後番組。そのせいか、ちょっと印象の薄いという人もいるかもしれない。ただルンルン気分っていうのは、ここから来たとかそうでないとか。

主題歌は小林亜星の軽快なメロディと「ルルルンルンルン ルルルンルンルン」と語呂のいいルンルンをミッチーが、弾むように歌う聴き心地のいい歌。この曲なくしてアニソンは語れないくらいの名曲。

堀江美都子のアニソンランキング
1位:ボルテスファイブ
2位:花の子ルンルン
3位:キャンディ・キャンディ
4位:野球狂の詩
5位:けろっこデメタン

フィリピンで絶大な人気を誇るボルテスVを1位に、るるるんるんるん2位、そしてミリオンセラーを3位にしてみました。

ミッチーのロボソンは関連ページ「ロボットアニソン」をご覧ください。

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