1970年代フォークソングの名曲アーカイブス

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昭和フォークソングの名曲-心に残る1970年代のヒット曲-

1970年代は、歌い継がれる名曲や心にしみる歌が多いと言われた昭和フォークソングの全盛期。

そんな輝かしい時代『昭和』の名曲を売上枚数や年間ランキングに関係なく、懐かしい当時のレコードジャケットでまとめてみました。久しぶりにのんびりと、昭和の歌を懐かしんでみてはいかがですか?

1970年代のフォークソング教科書にも掲載された名曲

レコードジャケットをタップすると歌情報を表示します

翼をください
赤い鳥 翼をくださいレコードジャケット

翼をください

歌:赤い鳥
作詞:山上路夫、作曲:村井邦彦
売上枚数:15.7万枚
発表年月:1971年2月5日

フォークソングから合唱曲へ

1970年後半から小中高の音楽の教科書に採用され、60年代以降に生まれた人ならほぼ歌えると言われる名曲。合唱で歌ったことがある人も多いと思います。

1991年川村かおりによるカバーが28万枚のヒット。その後2009年イギリスのオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で、有名になったスーザンボイルの「Wings To Fly」によって再び脚光を浴び、日本の名曲が国境を越えて羽ばたいたのも記憶に新しいですよね。 (日本版ボーナストラックにのみ収録)

2010年にはエヴァンゲリヲン新劇場版破の挿入歌で、声優:林原めぐみ(綾波レイ)が歌ったことで最近の若者にも浸透。歌唱はイマイチですが時代の節目に話題になる、それが名曲の証なのだと思います。

1971~1972年のヒット曲(昭和46~47年)

1971年のヒット曲「別れの朝」レコードジャケット画像

別れの朝

歌:ペドロ&カプリシャス
売上枚数:55.7万枚
「ABRAZAME リッキー&960ポンド」に収録されたセルフカバーの心の琴線に触れる歌唱は必聴です。

1971年のヒット曲「結婚しようよ」レコードジャケット画像

結婚しようよ

歌:吉田拓郎
売上枚数:42.2万枚

1972年のヒット曲「太陽がくれた季節」レコードジャケット画像

太陽がくれた季節

歌:青い三角定規
売上枚数:50.2万枚

石坂浩二作詞で有名な「さよならをするために」。いいちこエーゲ海編ではアコースティックバージョンが使用されました。

さよならをするために

歌:ビリーバンバン
売上枚数:69.5万枚

青春フォークソング

さらば青春
さらば青春レコードジャケット

さらば青春

歌:小椋佳

作詞:小椋佳、作詞:小椋佳

発表年月:1971年1月

小椋佳のデビュー曲。タイトルから若者に受け入れられやすく、フォークギターで歌った人も多いと言います。青春という響きから輝きや情熱を語る歌が多い中、物事を客観的に捉え、あっさり歌い上げたあたりはさすが東大卒のエリート銀行員。

ノンポリ感を前面に出したリズミカルなイントロとメロディライン、仲間と呼べる連中と大合唱できる歌です。

神田川
代表的な四畳半フォークとされるかぐや姫の神田川レコードジャケット

神田川

歌:かぐや姫
作詞:喜多条忠、作曲:南こうせつ、編曲:木田高介
売上枚数:160万枚
発表年月:1973年9月

「神田川」は70年代の若者文化を象徴する昭和フォークソングの名曲中の名曲。こういったフォークソングを聴いていると、生活が苦しくも生きる希望に満ちていて、あの頃は楽しかったと懐古する人が多いといいます。

生活スタイルが変わった今もなお、叙情的な情景と何気ない日常に垣間見た不安をフラッシュバックさせてくれるような言葉で綴られた歌詞が、ノスタルジーを感じさせてくれるのでしょう。何度聞いてもいい歌です。

弾き語りが気持ちいい軽快フォーク

夢の中へ/いつのまにか少女は
井上陽水「夢の中へ」、B面には「いつのまにか少女は」を収録したレコードジャケット

いつのまにか少女は

歌:井上陽水
作詞・作曲:井上陽水、編曲:星勝
売上枚数:20万枚
発表年月:1973年3月

井上陽水の初ヒットシングル「夢の中へ」のB面に収録された曲。

「放課後」という映画のラストシーンで流れる歌。少女が大人の女になっていく様子を書いてくれという依頼があって、作ったと本人が語っています。主題歌は「夢の中へ」

そんな井上陽水の「心の世界」を見事に表現した作品が、youtube(フォトムービー)でたくさん見ることができるようになりました。みんなが思う高嶺の花の違いに注目しても楽しめます。

フォークデュオ

精霊流し
グレープ 精霊流しレコードジャケット

精霊流し

歌:グレープ
作詞。作曲:さだまさし、編曲:グレープ
売上枚数:58万枚
発表年月:1974年4月

オリコンチャートでは最高2位となったグレープ(さだまさし・吉田政美によるフォークデュオ)の代表曲で、長崎の精霊流しという催事に、メランコリックなメロディそして故人を偲ぶ想いをのせた名曲。

催事の華やかさの裏側で、故人への哀しみが見え隠れしている繊細な部分を見事に歌にしました。大事な人を亡くすという、人生で最も辛い出来事に遭遇した人の心を一層センチメンタルにさせる歌です。

1974年日本レコード大賞作詞賞受賞曲

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1974年のヒット曲(昭和49年)

空港 テレサテンレコードジャケット

空港

歌:テレサテン
作詞:山上路夫、作詞:猪俣公章、編曲:森岡賢一郎
売上枚数:14万枚
発表年月:1974年1月
リンク:歌詞を表示

第16回日本レコード大賞新人賞を獲得、昭和歌謡を代表する歌手へのキッカケとなったヒット曲。

1974年のヒット曲のかぐや姫による「妹」レコードジャケット画像

歌:かぐや姫
売上枚数:28万枚
喜多條忠作詞による名曲。ラストコンサートの映像を見て、どれほど「妹」が欲しいと思ったことか。みんなで大合唱したかったですね。

1974年 学生街の喫茶店レコードジャケット画像

赤ちょうちん

歌:かぐや姫
売上枚数:30万枚
喜多條忠作詞による名曲なんだけれども、志村けんと石野陽子によるコントで、キャベツをかじるイメージが強い。

1972年のヒット曲「旅の宿」レコードジャケット画像

旅の宿

歌:吉田拓郎
売上枚数:70万枚

1972年 学生街の喫茶店レコードジャケット画像

学生街の喫茶店

歌:ガロ
売上枚数:77.2万枚
作詞:山上路夫 作曲:すぎやまこういち 編曲:大野克夫

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