昭和の終わり頃の名曲アーカイブス
昭和60年代は、わずか3年とちょっとしかなかったプレミアムな年代。売上枚数や年間ランキングに関係なく、昭和60年代(1980年代後半)の名曲をリストアップしてみました。
若かりし頃の長渕剛のアルバム「LICENSE」です。このアルバムは、長渕剛の集大成とも言えるべき完成度といっても過言ではない名盤。ファンの中でもアルバム人気第一位に選出されることが多いのもうなずけます。
今では心も身体も強さが前面に出ている長渕さんですが、この頃は繊細さと心の弱さが見え隠れしている感じがしていてすごく魅力的でした。中でも彼の持つやさしさや生と死をテーマにした「何の矛盾もない」、王道チンピラの悲しい生き様を描いた歌「SITTING IN THE RAIN 」、そして名曲「花菱にて」などが収録され、第29回日本レコード大賞アルバム大賞を受賞しました。
フジテレビ系「めぞん一刻」最終クール主題歌です。アニメで使用されたのは2番の歌詞で、歌を聴けばなぜ2番が使用された意味がわかると思います。
「ひらひら 花びらが舞う春の午後には 祈りを誓いにかえるよ」
OPではおちゃらけた一刻館の人々が印象的でしたが、五代くんと響子さんの結婚式が描かれた最終回では、桜の咲く情景と主題歌がとてもうまくシンクロしすごくステキでした。透き通る声と美しく深いこの詞、マイナーなのがもったいないですね。
大映ドラマ「プロゴルファー祈子」の主題歌で、椎名恵自身の作詞による歌。作曲はドラゴンボール主題歌「魔訶不思議アドベンチャー!」や「ハリケンジャー参上!」の作曲を担当した池毅氏。
この作品を機に、おおげさ泥沼系で人気を博した大映ドラマもかげりが見え始めましたが、椎名恵さんが主題歌を担当したこの作品までは大映ドラマ黄金期といってもいいと思います。(視聴率15.8%)
ただ売上枚数はごらんのとおり悲惨な結果。80年代後半はバブル突入の影響もあって、こういう路線はもう受け入れられなかったのかもしれません。
1989年に発売されたアルバム「The Baddest」のラストを飾るせつないバラード「Cry On Your Smile」。
久保田利伸といえばR & Bをいち早く取り入れたパイオニア的存在で、記憶に新しいところでは1996年の「LA・LA・LA LOVE SONG」の大ヒット(売上枚数185万枚)。それでも早いもので15年近くの時が流れつつあります。1980年代後期は、世界の様々なジャンルの音楽を日本に取り入れ、斬新な楽曲が多い時代でした。そんな懐かしい名曲、流星のサドル、Missing、You were mineなどのメジャータイトル34曲を収録した最新ベストアルバムがオススメです。
中森明菜に提供した曲のセルフカバー作品です。駅で繰り広げられる大人の切ない恋というか事情を表現した曲で、映画「グッバイ・ママ」主題歌として使用されました。セルフカバーということですが、本人バージョンのほうがメジャーですね。
この年、映画では「私をスキーに連れてって」(主演:原田知世・三上博史)の挿入歌:松任谷由実の「恋人がサンタクロース」・「BLIZARD」が冬の定番曲に。この曲のヒットによりクリスマスが、子どもたちのイベントから恋人たちのイベントとなったと言われたほど街中で流れてました。
TUBEの6枚目シングル。ダイアンレインが出演していた銀座ジュエリーマキのCMソングとして使用されました。若かりしの彼女は美しく、80年代後半の日本バブル期の女性の憧れの的でした。
「恋とは 奪い合い続け 愛とは 与え続けていくこと」
恋と愛の気持ちの差なんて気にしたこともなかったけど、このすごく深い言葉に納得。
デビュー当時から抜群の歌唱力を持っていた前田氏も、2000年以降アジと体重も加わって、さらに歌唱力に磨きがかかってきました。他にも80年代TUBEバラードには、結婚式ソングで人気の「君となら」もオススメです。
【おすすめアルバム】TUBE「Remember Me」
「十年先のラブストーリー」、「Remember Me]、「君となら」などTUBEの至極のバラードを収録したベストアルバムです。