心に残る昭和にっぽんの名曲アーカイブス
昭和50年代に発表された歌は、今でも歌い継がれる名曲ばかり。のちに日本で大ブームになったカラオケで聴かせるときや締めで歌う時、この頃の歌が多かったのは、日本人なら誰もが知る曲だったからなんですね。それくらい日常生活とともに音楽があったのです。
今もなお結婚式などで使わている現在進行形の名曲。親子の情が希薄になったと感じる今、こうした感情を持てる子に育ってくれたなら、親としては本当に本望なことだと思います。
日本テレビ「西遊記」のエンディングソング。この曲のタイトルにもなっている「ガンダーラ」とは、生きる苦しみをも癒せる場所でありユートピアだと詞で綴られています。
ユートピアとはそういった人々が描く理想郷のことをいい、その形は人種や国家、個人によってさまざま。現実的に考えれば、みなが公平かつ平和に、差別もなく暮らすことは人類の歴史から見れば無理なのかもしれません。
ただ懐かしい歌や思い出の歌を聴くことで、生きる苦しみを多少でも癒せるものだと信じています。現代社会に疲れたら、心にしみるような良質な思い出の歌を聞いて心を癒し、「生きる糧」を見出して欲しいですね。
70年代を代表する昭和の名曲「いい日旅立ち」です。離別する哀しい歌のはずなのですが、結婚式に使われたりと人によっていろいろな解釈があるみたいです。単に曲のタイトルがそうさせているのかもしれません。
山口百恵バージョンは個人的には、もうちょっと後奏が欲しかったりもします。もうちょっと余韻にひたりたいというかそんな感じなんです。谷村新司によるセルフカバーver.は、本人が作っただけあってすごく豪華にアレンジされていて、すばらしい楽曲になってますので、どちらもオススメです。
1970年代卒業ソングランキング |
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1位:贈る言葉 海援隊 |
2位:卒業写真 荒井由美 |
3位:なごり雪 イルカ |
新たな日本の音楽シーンを築いてきた吉田拓郎。この歌は、大人の事情により犠牲となったわが子(前妻との間に生まれたひとり娘)への想いと自分の生き方への葛藤を表現している歌だと言われています。
悩んだ末に出した答えとは?歌を聴いて感じとってみてください。真剣に愛すればこそ、人は相手の気持ちを理解したいと悩むものなんだと、親になって初めて解りました。
大ヒット映画「銀河鉄道999」の主題歌。映画・歌ともに大ヒットを記録しました。この歌は僕にとって今でも、将来を夢見ていたあの頃を思い出す人生の応援歌です。
しかし最近あのグループにカバーされていまい、それが本当に残念でなりませんでした。それが時代の流れというならば仕方ないことなのかもしれませんが、オリジナルを良さや思い出があるからこそこそ、ほんとうにやめて欲しかったカバーでした。